大人だから感動できる「トイ・ストーリー」(ネタバレあり)
こんにちは!
WEBライターをやりながら天職を追求する主婦、ドラタケちゃんです♪
書くことが好きで、ブログで執筆練習をしております。
今回はアフィリィ無しで、紹介とかではなく、ただガチで語ります。
「トイ・ストーリー」シリーズ!
アラフォーの私が、今のところの人生で一番好きな映画です。
ちなみに2番目は「ジュマンジ(スピルバーグ監督)」3番目は「きっと、うまくいく(ボリウッド映画)」
号泣作品は「君に読む物語」「エピソードオブチョッパー+冬に咲く奇跡の桜」
あ~もう・・・語りたいのがいっぱい!
てなわけで「トイ・ストーリー」ですが、私が一番好きな理由は「オモチャの世界を徹底させた」という事と「トイ・ストーリー3」感動のラスト!!
この見せ方、完璧でした。
【ざっくりあらすじ】
主人公は子供アンディ・・・「のオモチャたち」(笑)
アンディはオモチャが大好きで、オモチャたちもアンディが大好きです!
本当はオモチャたちには意思があって話ができますが、オモチャのルールで人間と話したり、人間に動くところを見られてはいけません。
オモチャたちの中で、アンディに最も気に入られているのはカウボーイ人形「ウッディ」。
アンディお気に入りの「彼(ウッディ)」は、アンディのオモチャたちのまとめ役・・・つまりリーダーです。
リーダー「ウッディ」は勇敢で、とっても仲間想い。
「主」であるアンディの前でも、本当の自分たちを見せてはいけませんが、オモチャならではのハプニングやトラブルが次々と起こります。
これはそんな「彼らが」人間に見られないよう、友情と努力で難関を乗り越えるファンタジーストーリーです。
【徹底させた「オモチャの世界」】
オモチャたちは自分たちの「主」、アンディと遊ぶ時間が一番の楽しみです。
でも主が部屋から一歩出ると、実は「オモチャたちが話したり動いたり」、そこは秘密のオモチャだけの世界。
「話せるオモチャ」を映画にするなら、例えば「主」とだけ秘密を共有するとか、子供だけがオモチャと話せる世界にするとか、普通はそんな設定にしませんか?
そこをあえて「オモチャたちだけの世界」とすることに徹底しているのが、私にとっては衝撃な作品でした。
オモチャが大好きなアンディにとって、自分の誕生日やクリスマスはワクワクする一大イベントです。
でもオモチャたちにとっては気がかり。
新しいオモチャがどんなオモチャか、アンデイに気に入られたら自分たちは捨てられないだろうか・・・それをヒヤヒヤして待つ姿はとっても健気です。
オモチャたちそれぞれに個性があって、私まで愛着が湧き、しまいには自分がオモチャの気持ちになって見ています。←なんか私、病んでる?
まるで子供の頃に戻ったように。
人間の子供ならではのアンディの、天真爛漫な振る舞い。
対して「いつか捨てられるかもしれない」とせつない表情を見せるオモチャたち。
ディズニーピクサーのCGアニメーションによって、その表情やオモチャたちの目線(物理的サイズ感も含め)が見事に表されています。
【徹底したまま3部作】
トイ・ストーリーは「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」「トイ・ストーリー3」と3部作品あります。
もちろん、オモチャたちが最後までアンディに「自分達がどれほどアンディが大好きなのか」知られることはありません。
オモチャたちの「主」への強い忠誠心は「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」で存分にわかります。
そのため「トイ・ストーリー3」では、アンディが成長していたことに、私はショックを受けました。
「トイ・ストーリー3」で、アンディは大学進学をきっかけに家を出ることになります。
荷物整理を始めるのです。
「ウッディ」だけは大学行きの箱に入れますが、他のオモチャたちは屋根裏部屋行きの箱に入れられてしまいます。
屋根裏部屋に行きたくない「ウッディ以外のオモチャたち」。
ここからオモチャたちの未来には、意外な結末が・・・。
「トイ・ストーリー3」のラストに感動し涙した人は、きっと私の想いが伝わるはず。
ここからネタバレになります注意!!
【3作目に感動のラスト】
我慢できないので語ります!!!
トイ・ストーリー3でも、結局アンディの家に帰ったオモチャたち。
屋根裏部屋行きの箱に戻るオモチャたちと、大学行きの箱に戻るウッディ。
ところがウッディは少し悩んだ後、仲間のオモチャ達と一緒の箱に入り、ある少女の住所を書いたメモを「その箱」に貼ります。(ある少女とは「トイ・ストーリー3」に登場する人物)
アンディはメモの貼ったオモチャ箱に「ん?」と思います。
少しせつない表情を浮かべますが決心し、アンディは大事なオモチャたちを「メモの住所」に届けに行きます。
この後が物語の一番のクライマックス。
オモチャが大好きな少女の元に、突如オモチャを持って現れたアンディ青年。
少女は箱の中身のオモチャたちを見て大興奮。
アンディは、かつての自分のオモチャたち1つ1つを手に取り、少女に自慢するようにオモチャを紹介していきます。
最後に手にしたウッディ。
アンディはここでウッディが入っていたことに驚き、ウッディだけは、少女にあげる前に一瞬躊躇を見せます。
でも、この少女ならきっと大事に遊んでくれると信じ、ウッディを手放します。
それからしばらく、少女と「オモチャごっこ」の相手をして一緒に遊んであげます。
オモチャたちが、もう二度と叶うことは無いと思っていた夢の瞬間です。
「もう一度アンディに遊んでもらいたい」
そう!まさにその夢がまた叶った最後の幸せな時間!!
夢の時間が終わると、アンディは車に乗り、オモチャたちを見つめ「ありがとう・・・みんな」と言って去ります。
少女が母親と家に入ると、オモチャたちは起き上がって、アンディの車が遠く小さくなっていくのをジッと見送ります。
そこでウッディの一言「あばよ・・・相棒」
唐沢さんの吹き替えで見ましたが、唐沢さん最高です。
どこからどこまで泣いたか覚えていないくらい、涙しました私(笑)
でも悲しい結末ではありません!
オモチャたちは、新しい少女のもとで、またオモチャとしての役割が果たせるのです。
子供に見せたい映画だと思いましたが、よく考えたら子供が見ても翌日はきっと忘れて、オモチャを散らかしていることでしょう(笑)←子供がいないので甥を見て思った私
でも、子供じゃなく本当は大人が見るべき映画なのかもしれません。
物を大切にする、人を思いやる、そんなメッセージ性を感じる作品です。
では、今日も見てくれてありがとー!!あなたとのご縁に感謝★ミ