座右の銘は「万里一空」です

ドラムがちょっと叩けるタケちゃんの人生追求ブログ

<追悼>樹木希林さんの生き様に見出した私の信念

世の中にまた1つ衝撃が走りました。

日本が誇る名女優「樹木希林さん」の訃報ニュース。

 

全身ガンを患っていたとメディアで報じられた時は驚きました。

 

過去に舞台挨拶などのニュースを拝見した際は、 いつも軽快なトークで場を和ませたり、時には質問者を困らせる発言をされたり・・・

 

そんな樹木さんのイメージは、私にとって

「人々の度肝を抜く大女優」でした。

 

今回、なぜ樹木さんの訃報について触れたかと言いますと、樹木さんの生き様に感銘を受けたからです。

 

樹木さんについて、何が凄いか、

これまでどんな偉業を成し遂げてこられたのか、という濃い話題を語ることはできません・・・

(樹木さんごめんなさい)

 

でも、1つだけ言いたいのは、

 

私も樹木さんのような生き様を目指したい、

と強く思ったこと。

 

数々の名言を残された樹木さんですが、

私が特に印象に残っているのは、

 

(※老衰としてのお話の中で

「死ぬことに周りが執着し過ぎている」

「生きるのも日常、死ぬのも日常」

「最後までに、自分の全てを使い切りたい」

 

この3つです。

 

若い世代が発言したって、批判されるだけ。

 

でも樹木さんは、いわゆる「シルバー年齢」

になってからも、死生観についてブレずに語り続け、最後までご自分を貫きました。

 

「死」というものを重いものにせず、

笑いさえ交えて、自分の生き様を見せることにより、お茶の間の私たちに、

「死がやってくるのは当たり前のことなんだ、と気づかせてくれたのです。

 

ちょっと私の話になりますが、

今、父とは疎遠になってしまっています。

でも母とは死生観について語るほど、

本音で語り合えるようになりました。

 

母とは、お互い苦労した分、

今は旅行に連れて行ってあげたり、

私なりの親孝行をしているつもりです。

 

親や自分の死についてなんて、

重いテーマを偉そうに語りたいのでは無いけど。

 

親の老衰が受け入れられない1つに、

「親孝行できなかった」

という後悔が理由になっていると思います。

 

家族としては、

「長生きして欲しい」

という想いが一番なのですが・・・

 

では、いつが老衰?

「長生き」や「寿命」って何歳?

答えに「正解」なんてないですよね。

 

例え平均寿命より長く生きたとしても、

死と向き合える人なんてなかなかいません。

 

だからこそ、後悔の無いように、

会社員生活を辞めました。

親孝行はこれからも続け、母に寄り添います。

 

昔は、島外に就職したかったのに反対されて、家族を養っていく重圧が嫌でした。

 

でも私は島で結婚し、本当の意味で「人として」成長することができました。

母の趣味を共有し、毎年旅行に連れて行き、心から「これで良かった」と思えます。

 

母が強い人であるように、自分も強くなりたい。

笑って見送れるくらいの強い人間に。

きっと無理だけど;

 

でも自分が最期を迎える時は、

ただ「ありがとう」と言える、

そんな人間でありたい。

 

なんだか・・・

宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を思い出しました。(笑)

素敵な詩です。

(これが遺作のメモだったとは驚きです)

 

さて、終盤。

 

私が今、死生観を語ったところで、

「あんたはまだ若いから、そんなことが言えるのよ」

と非難されて終わることでしょう。

(若い=アラフォーではあるけど、平均寿命の約半分という意味で)

 

先ほども「若い世代が(死生観について)発言したって、批判されるだけ」といいました。

 

でも、平均寿命より若い世代が「死」と向き合うことこそ大事なのだと思います。

 

寿命というものについて考えてみると、

私は今、逆算する時。

 

失敗することがあっても、

 

私はただ、ブレずに、

「最期は『素晴らしい人生をありがとう』と言うんだ」

という自分の信念を持って、老衰を目指し、歩み続けたいと思うのです。

 

以上!


書くことが好きで、ブログで執筆練習をしている、

自分にとっての天職を追い求めている、
そんな主婦ライターのドラタケちゃんでした♪


今日もあなたとのご縁に尊尊我無
(トウトゥガナシ=感謝)★ミ