職人はカッコイイ(カメラマン編)
ブログで執筆練習をしております、WEBライターをやりながら天職を追求する主婦、ドラタケちゃんです♪
書くことが好きで、2018年4月より主婦ライターをやっています。
ブログでは練習を・・・、でも毎日続かない。
ネタはあるのだけど。(言い訳)
最近、私にとって「大きな仕事」がありました。
取材同行です!
とある観光業サイトの依頼によるホテル情報掲載。
スタッフやプロカメラマン、エキストラ(モデル)と同行しました。♪
【初めてのプロの職人が間近に!】
ロビーで待ち合わせの際、先にカメラマンを発見。
どう見ても機材でわかってしまう職業、これもカッコイイ職人の自慢できるものですよね。
これは私には話しかけやすいのでチャンス!
作ったばかりの自前名刺を出して、自らご挨拶。
間もなくクライアント(観光業サイト編集スタッフ)が到着し軽く説明を始めます。
そして「こちらが香盤表です」とスタッフに渡された当日のスケジュール表。
ここで初めて当日のスケジュール表を「香盤表」というのだと学びました。
当日は以下の順番で撮影開始。
①朝食会場
②客室
③フロント、ロビー
④大浴場、サウナ
ホテル側の事情で、構成の詳細が事前に配布できなかったとのことで、朝食風景撮影の合間にスタッフ(依頼側)と構成を進めます。
さらに、各会場の撮影の隙間時間を使って、ホテルの取締役へ質問。
後の執筆で表現に困らないよう、気になった箇所は自分のスマホに撮影していきます。
でも・・・どうしても・・・どうしても見たい。
プロカメラマンのお仕事!!
取材同行で、自分の取材まとめをやりながら、こっそり・・・いえ、嘘つきました。
私は普通に、カメラマンをガン見していました(笑)
【細部へのこだわり】
撮影中響き渡るシャッター音。
「カシャッ」
「カシャカシャッ」
これです、この音!
いつかの修行講習会で受講した「フォトライター講座」を思い出します。
講座といっても1日体験でしたので、私は全然上手く撮れませんでしたが。
でもニコンの一眼レフを触らせてもらい、これまでカメラに興味が無かった私もあの「シャッター音」には魅せられました。
そしてプロのカメラマンは、レフ板を使ってあらゆる光を操り、被写体の表情を変えます。
私なんか「えっ?そんな小さなことも?」と思う細部まで気にされます。
写真は光が命。
とにかく光と被写体のバランス、色んなことを計算しながら動きます。
「こんなとこにコレさえ無ければ」
素人なら、そう思うであろう邪魔な柱があっても、プロは動じません。
日当たりが悪い場所であっても、狭い客室でもクライアントの希望に見事に対応します。
プロカメラマン、かっこいいーーーー!!!
【クライアントの努力】
1つカメラマン以外で驚いたことがありました。
撮影用の朝食プレートを用意するのは、クライアントである「制作サイトのスタッフ」でした。
てっきりホテル側がオススメをディスプレイするのかと・・・。
これがまた「カラーコーディネーターですか?」と聞いてしまったほど見た目のバランスが良い!
スタッフさんにどんな資格を持っているか聞きましたが、そんな資格は無く研修も無く、いつの間にか身に付いたらしいです。
でも、スタッフさんも一眼レフのカメラで撮影して、カメラマンさんにアングルのイメージを伝えていたので、きっと只者ではありません!
取材中も、少しの待ち時間にすぐメールチェック。
客室の撮影では被写体に入れてはいけないものがあるので、全てスタッフが撤去します。(もちろん手伝いました)
カメラマンへの細かい要望、エキストラのポージングも、まるで映画監督のように指示していきます。
「みんなで一緒に作品を作り上げる」そんな気持ちになりました。
【職人冥利に尽きる】
そう、私は職人のお仕事(を見る)のが大好物大好き♡
ガラス工芸を作る番組とかあったらもう、目がテレビにクギ付けになります。
たま~に見るF1(エフワン)は「ピットインの瞬間」がたまらなく好きです。
ガテン系も料理人も工作人も、色んなジャンルにそれぞれの世界観があって、何より職人さんは手さばきが華麗!
あ、つい熱くなりました。
プロカメラマンでもきっと、頭の中で「見えない何か」と戦っているかもしれない。
勝手にそう酔いしれます。
シャッターを押し続け、クライアントに確認画面を見せて「良いですね」の言葉をもらった瞬間、どんな気持ちが湧きあがるんだろう。
心では拳を握りしめ「ヨシ!」と叫んでいるはず。
そういえばダンナさんも電気工事士という職人でした(笑)
「今日は良い仕事をした」と自慢げに語っていたことを思い出しました。
個人で電気工事を営んでいるダンナ様。
私はダンナ様を「自画自賛している」と笑ってしまった日を思い出し、恥ずかしくなり反省しました。これからはヨシヨシしてあげましょうね~…?
カメラマンもダンナ様も同じ。
依頼人やお客様に直接仕事を見てもらって、高評価を得た時はきっと「職人冥利に尽きる」という思いが込み上げてくるに違いありません。
でも職人だけではありませんよね。
どんなお仕事でも誇りを持ち、依頼者に誠意を尽くせるのなら、きっと「遣り甲斐という幸せ」をもたらすのだと私は信じます。