1人でカウンター席に座って飲む勇気が無い人にオススメの「深夜食堂」
(※イメージ画像です)
こんにちは!
WEBライターをやりながら天職を追求する主婦、ドラタケちゃんです♪
書くことが好きで、ブログで執筆練習をしております。
またまたHulu(フールー)見てしまいましたよ。←息抜きよ、息抜き!
今回私が見たのはコチラ!
「続」バージョンは前回の話を見ていないとわからない、ということはありません。
私がこれをオススメしたい理由は3つ!
①登場人物、料理、ストーリー全てが素朴でジワる
②役者「小林薫」さんの演じる「粋(いき)」なマスターがハマり過ぎ
③1話完結で見やすい
まずは作品を知っていただきたいので、紹介しますね。
【「深夜食堂」とは】
2006年に発表された安倍夜郎(あべやろう)さんの漫画作品。
2009年にはテレビドラマ化され、今では韓国や中国でもキャストを変えて、テレビドラマ化されているほどの人気ぶりです。
舞台は歌舞伎町のとある路地裏にひっそりとたたずむ小さな「めしや(飯屋)」。
ドラマ版では、物語のイメージがオープニングでわかりやすく表現されています。
東京、夜の繁華街を車で移動している風景。
ギター1本と時々オカリナのような笛の音。
弾き語り風のオープニング曲、鈴木常吉さんの「思ひで」が流れます。
そこに「めしやのマスター」のナレーションが入り、物語が始まります。
一日が終わり、人々が家路へと急ぐ頃、俺の一日は始まる。
営業時間は、夜12時から朝7時頃まで。
人は「深夜食堂」って言ってるよ。
メニューはこれだけ。(豚汁定食、ビール、酒、焼酎)
あとは、勝手に注文してくれりゃあ、できるもんなら作るよってのが、俺の営業方針さ。
客が来るかって?
それが結構来るんだよ。
【マスター『小林薫さんの貫録』】
小林薫さん演じる店の主「マスター」。
ちょっと江戸っ子口調っぽいのが味があって、寡黙で「情が深い」人物。
店が好きで来る客、ワケありで心のよりどころを求め、ふらっとやって来る客。
そんな客たちに注文された料理を、マスターは、ほぼ断ることなく作ってあげます。
作れないものを注文された場合、その人が好きそうな別の料理を提案するという機転を利かせ、パパッと作ってあげます。
時には寂しそうにしている常連客に「何かあったんかい?」と優しく聞き出し、時には一見さんのグチをただ黙って聞いてあげます。
優し過ぎて時々、トラブルに巻き込まれます(笑)
このマスターですが、小林薫さんは料理ができないそうで、手元は料理人なのか別カットで撮っているようです。
でも、作業服に腰エプロンを巻いた小林さんの立ち振る舞いは、料理人そのもの。
料理のウンチクを語るわけでもなく、見た目が凝っている料理を出すわけでもありません。
ちょっと料理をしている感じを出し、あとは立ち振る舞いだけでマスターを演じきります。
(小林さんが調理する姿の見せ場も多少あります)
そんな小林薫さんに「惚れてまうやろー」の人はきっと多いはず!
【立役者は「常連客」】
この物語の見どころの一つが「常連客」たち。
松重豊さん演じる地周りのコワモテヤクザ「剣崎竜(けんざきりゅう)」。
そのヤクザに片思いしている二丁目ゲイバーの経営者「小寿々(こすず)」。←一番好き♡
ストリップ劇場で働くダンサー「マリリン」と、よく一緒に飲んでいる遊び人の「忠(ちゅう)さん」←忠さんはマリリンのいるストリップ劇場の常連さん。
ドラマでも映画でも、主人公は店にフラッとやってくる一見さんの「ワケあり客」というのがよくあるパターン。
常連客は、そのワケあり客を助けるマスターの後ろ盾となったり、時には常連客たちがワケあり客を助けたりします。
映画では端折っていますがテレビドラマでは、それぞれの常連が店馴染みになるまでのストーリーも展開されています。
その常連さんたちが店にやって来た時のストーリーを知ると、物語がもっと楽しくなるので初回から見るのもおすすめです。
注意!Huluでは映画のみ配信中です。(2018.5.25現在)
最初からドラマを見たい方は、DVDレンタルを利用して下さいね。
今では宅配レンタルサービスも充実していますよ!
【登場人物と料理を結ぶことで色をつける】
「深夜食堂」にやってくる常連客やリピーターが注文し、食べているもの(料理)は「毎回同じ」です。
ヤクザな剣崎はコワモテなのに「タコさんウインナー」
ゲイバーの小寿々さんは「甘い卵焼き」
常連客がのれんをはらいながら入口で「マスター、いつもの!」と言うと、視聴者は答えたくなります。
「小寿々さんは甘い卵焼き!」という風に、いつの間にか料理と登場人物が紐付けされて、覚えていくのが面白いのです。
それはまるで、「赤=かなこ」「紫=れに」のももクロちゃん達を覚えた時のような感覚でした。←自画自賛的比喩!
お茶漬け、ナポリタン、生姜焼き・・・。
注文の料理は特別じゃなく、素朴な1品だったり普通の洋食、定食だったりしますが「食べている人にとっては特別なもの」
顔なじみの客が「いつもの」を食べている姿を見るだけでも、妙にジワるのです。
【まとめ】
映画の内容には触れませんでしたが、映画が見やすいようドラマのイメージを紹介しました!
映画はおよそ1時間50分ほどですが、1話完結で3作あり、とても見やすいですよ。
ドラマを見ていなくてキャストを知らなくても、入り込みやすい映画です。
でも一番のおすすめポイントは、家でお酒でも飲みながら鑑賞すると「常連客と一緒にカウンターにいる」かのような気分にさせてくれること!
1人で飲食店に行き、カウンター席に座って飲むという「通なスタイル」に憧れる私にとって、「深夜食堂」はそれを疑似体験させてくれる最高な作品です♪
動画サイトの会員でない方は、DVDレンタルショップなどでどうぞ。