「長芋と大葉だけ」を入れる春巻きがビックリするくらいパリッとウマイ!!
冷蔵庫の余りもので夕飯・・・と、できるズボラ主婦(←矛盾)を目指し日々奮闘中の私。
ある朝、「今夜のメニューもう1品欲しいな~」という気分で冷蔵庫を見たら、長芋と大葉が残っていた。
その2つで何ができるか、私は1日中ずっと考えた。
(いや仕事に集中して!というくらい、頭の中は食欲でいっぱい)
そして「そうだ!春巻きにしよう」という結論に至り、帰り道に買い物。
買ったのは春巻きの皮(10枚入り)のみ。
よくご利用させてもらっている名古屋市の「隆祥房(りゅうしょうぼう)」さんの春巻きの皮。
ペキンダックにも使えて便利♪
夕飯は特に、ネットにあるレシピサイトやYoutubeを参考にするけど、この春巻きはオリジナルなんだ~!!
普段、生春巻きも作っているので「春巻きにする」という発想は自然に出てくるもん!!
・・・といっても実はオリジナルと言えないシンプルなものだけど;
それは、春巻きの皮に大葉をのせ、短冊に切った長芋をおいて「ただ巻いて焼くだけ」。
初心者さんは巻く前に塩コショウを振るのがオススメ!
梅干しが好きな人は、居酒屋の「梅シソ春巻き」のように、梅肉チューブを塗って焼くのも良し。
「もっと味気が欲しい」という人は、食べる際に、ポン酢にマヨネーズをちょっとだけ入れたマヨポンをつけて食べるのも良し♪
だがしかし!
私たち夫婦のように味付け不要で食べられるようになったら「グルメ上級者」(笑)
まずは春巻きの皮が10枚だから大葉も10枚入りを用意。
長芋はおよそ150~160gが適量で短冊切り。(1枚につき4短冊!)
春巻きの皮を閉じるための「つけ水」も忘れず。
(春巻きの皮はピッタリくっついているので、1枚ずつはがしておくと良い)
こんな感じで巻いて巻いて・・・
皮膚の弱い私は、長芋が触れないので手袋使用。
敏感肌の人は要注意!長芋を触ると痒くなったり荒れたりするので手袋で対策を!
水を、ちょちょっとつけて閉じると・・・
便箋入れの封筒みたい(笑)
思ったより大きい;
もう少し食べやすくしてみよう。
こっちの方が食べやすそう。(長っ!)
作業が慣れたらペースアップをしないと、湿度とか環境で春巻きの皮がパリパリになる場合があるので注意。
さて、いよいよ焼いてみる。
油はフライパンの底一面に広がる程度に入れ、中火で投入。
そこから火を少し強めて、下周りがきつね色になったところでひっくり返し、同じように下周りがまたきつね色になったらキッチンペーパーを敷いたお皿にあげて完成。
こんがりきつね色になったら、一気に焼き色が濃くなりやすいので注意してすぐ皿に取るとよい。
10本の春巻きで、調理開始から完成まで時間にしておよそ15分!!
驚いたのは、スーパーで売っている惣菜の春巻きより、はるかに「油感がなくさっぱり」していたこと!!
(そりゃね、ビーフンとかミンチとか色々入っていないし!!)
コロッケやトンカツって、キッチンペーパーで油を切っても時間が経ったら、サクサクがシナシナになっていない?
この大葉長芋春巻きは、時間が経ってもパリパリ食感が続く!!
その秘密は「外側に焼き色が付くだけで良い」という焼き加減の手軽さにあると思う。
(だから、長芋と大葉しか入っていないから!!)
そもそも「春巻きの皮」はたいがい「生のままでも召し上がれます」と表記されている。
(上写真、隆祥房さんの「春巻きの皮」にも表記されている)
さらに、長芋も大葉も生のまま食べることができるお野菜♪
だから春巻きの皮に焼き色がつけばすぐ完成!
中の具が油を吸い過ぎることが無いため、パリッとした食感が長持ちする!!
それだけで驚くなかれ。
調味料を一切入れていないのに、ほのかにうす塩味でウマイ!
春巻きの皮の原材料を見ると、塩や加工油脂など何かしら含まれているので、ひょっとするとそれらが風味となっているのかもしれない。
隆祥房さんの「春巻きの皮」原材料にも塩♪
(人工甘味料が無く安心)
大葉も風味アクセントの役割を果たしており、素材そのものが活かされた孤高の一品。
ちなみに、春巻きの皮って表と裏があるけど、裏面を表にして焼いてみると
こんな面白い見栄え。
この長芋春巻きには表裏関係ないし、むしろこのザラザラ感もクセになる!
食べかけでお行儀悪くてごめんなさい;
初心者さんは味付けした方が良い、という理由は「長芋がみずみずし過ぎる」から!
これで味がしない、と感じるかも。
でもできるだけ、長芋そのものの味を「美味しい!」と言えるようになって欲しい!!
「揚げ物を食べたいけれど、だんだん油がきつくなってきたな~」
「薄味で美味しく食べられる揚げ物作りたいな~」
そんな方は、ぜひ今日紹介した「長芋と大葉だけの春巻き」試していただきたい。
あなたは今日、どんなご飯を食べた?